中岳は,御鉢の北西につりがね状をなしている山です。高千穂河原から西へ登ります。頂上には浅い火口があり,傾斜はゆるやかで,ミヤマキリシマの咲く時期は登山客でにぎわいます。
 新燃岳は中岳の北西に位置し,ホマーテ型火山です(山の底面積に比べて高さが低い山のこと)。頂上には,ほぼ円形の火口(直径750m,深さ180m)を有し,紺青のとても美しい水面は,直径150m,深さ30mの火口湖となります。
  山頂南側に溶岩の突出があり,遠くからラクダの背のこぶのように見えます。中岳と同じくミヤマキリシマの群生地で登山者も多い山です。昭和34年(1959)2月17日,北西部外壁から噴火し,現在でもわずかにガス状の噴煙が見られます。この火山も中岳と同じく,霧島火山群では新しい火山といわれています。