建造物工芸品       無形民俗文化財 石塔・墓 天然記念物

建造物工芸品
霧島神宮   龍泉寺   霧島神宮古宮址   九面

龍泉寺

 明治9年9月5日、信教の自由布達により、300年以上続いた念仏禁制や明治初年からの廃仏毀釈が解かれ、「がま」(洞窟)などに隠れてお参りしていた方々は自由に教えを聞くことができるようになりました。龍泉寺は霧島の人々にとって、心の依り所になっているお寺で、明治19年10月1日鹿児島別院国分出張所田口説教所として設立されました。
 親鸞上人の流れを引く浄土真宗本願寺派のお寺で明治33年7月7日「龍泉寺」の寺号公称を許され、明治41年に着工してから4年を経て今の本堂が建立されました。ご本尊の阿弥陀如来は備後の国(広島県新市町)からお迎えしたことで、500年の歴史があると示されております。御宮殿(ごくうでん)と須弥壇(しゅみだん)は山口県の開導教校から受け継がれており、飛鳥時代製作と称される秘仏や念仏禁制時代の柱仏などが苅屋家に収められています。
 現在の住職は4代目。書院は「二川白道」という教えを表現した枯山水の庭です。