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石塔・墓
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○辻堂の五輪塔

 昭和58年12月20日、町文化財として指定されました。 田口の森正次氏宅の門脇に水車を設備する時に、地中より掘り出されたものと伝えられています。 由緒は全く不明で石の塔が大小2基あります。
 五輪の中の火輪、水輪、地輪だけが残っています。 高さは約1メートルです。水輪には、今でも骨粉らしいものが入っています。小さめの五輪塔は地輪がありませんが、高さは約70センチメートルです。
 この五輪塔は、だれの供養塔か分かりません。また、形態も完全にそろっていません。しかし、密教系の塔婆であることは確かなようです。造られたのも室町時代以前と推定されます。
 五重塔は塔婆が発達したものです。

*  五輪塔というのは、五大にかたどった五つの部分からなる塔のことです。
 地輪は方、水輪は円、火輪は三角、風輪は半月、空輪は宝珠形をしています。平安時代中頃から供養塔や墓標として用いられる石造りが多いです。 
*  塔婆は卒塔婆(ソトバ)の略称です。これは、釈迦の遺骨や伊発などを納めて高く建設した記念物です。